韓国軍、北朝鮮埋設の地雷と最終断定 謝罪要求を再度表明
韓国軍、北朝鮮埋設の地雷と最終断定 謝罪要求を再度表明

韓国軍合同参謀本部は5日、非武装地帯(DMZ)の韓国側で9月に起きた地雷爆発について、北朝鮮が埋設した樹脂製の対人地雷が原因とする最終調査結果を発表した。朝鮮戦争の休戦協定違反にあたるとして、改めて北朝鮮側に謝罪を求めた。

国連軍司令部との共同調査

韓国軍は国連軍司令部と共同で調査を実施。事故当時に現場周辺にいた兵士の証言や、過去に回収された北朝鮮の地雷との比較などから、爆発したのは北朝鮮が1年以上前に埋めた樹脂製の地雷と判断した。地雷は南北を隔てる軍事境界線から韓国側に約10メートル入った地点に埋められていた。

意図的な埋設かは判断示さず

一方、韓国兵を狙った意図的な埋設だったかについて、合同参謀本部は判断を示さなかった。軍事境界線を示す標識の多くは雨で流失するなどし、一部では境界の位置について南北に認識の違いが生じていたという。

国防省関係者は5日、北朝鮮兵による境界線の越境が頻発しているとして、境界管理をめぐって北朝鮮と軍事会談を通じた協議が必要だとの考えを改めて示した。

北朝鮮側は「自作自演劇」と主張

地雷の爆発について、北朝鮮の金与正朝鮮労働党総務部長は、「(韓国による)明白な自作自演劇だ」と主張している。