北九州市は8日、台湾有数の都市・高雄市と友好交流協定を締結したと発表した。両市は昨年7月に都市間連携に関する協定を結び、経済やスポーツの面で交流してきたが、関係性が深まったとして、半導体などの次世代産業や人材交流、防災など幅広い分野で連携するという。
市長が高雄市を訪問し署名
市国際政策課によると、武内和久市長が7日に高雄市を訪れ、陳其邁(ちんきまい)市長と協定書に署名した。両市は半導体やAI(人工知能)など次世代産業の集積を進める点で共通しており、この分野で連携するほか、教育や文化、観光などでも関係を深める。
熊本地震での支援が縁に
7月に発生した熊本地震では、被災地支援を申し出た高雄市に代わり、北九州市が熊本県八代市に飲料水などの物資を届けたほか、北九州市発祥のうどんチェーン「資(すけ)さんうどん」の運営会社とも連携し、3者で温かいうどんを被災者に提供した。こうした交流が、今回の協定につながったという。
同課は「単なる都市間交流にとどめず、両都市の強みを掛け合わせ都市の成長などにつなげる『戦略的都市連携』として展開していく」としている。