PLaMo翻訳、53言語対応に拡大 第3世代モデルで精度向上
PLaMo翻訳、53言語対応に拡大 第3世代モデルで精度向上

Preferred Networksは10月7日、AI翻訳サービス「PLaMo翻訳」の大型アップデートを実施した。翻訳モデルを第3世代の「PLaMo 3」ベースに刷新したほか、対応言語を従来の日本語・英語の2言語から53言語に拡大した。

翻訳モデルを刷新し精度が向上

新たな翻訳モデルは、前世代の数百倍の計算量を用いて翻訳に特化した学習を実施した。日本語翻訳の精度は、Claude Fable 5.1やGPT-6.1 Solなどの海外大規模言語モデルと同等であり、DeepLやGoogle翻訳を上回るという。

新モデルはテキスト翻訳、ブラウザ翻訳、ファイル翻訳、ライブ音声翻訳、デスクトップアプリなどで利用できる。対応言語の拡大では、日本語または英語と、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、ベトナム語などを含む53言語との双方向翻訳に対応し、入力言語の自動判定機能も備えている。

会議翻訳機能を正式提供

新たに正式提供する会議翻訳機能は、Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsで利用可能。会議URLを指定して翻訳ボットを参加させ、発言を話者ごとに文字起こしし、ブラウザ上に翻訳結果をリアルタイム表示する。15言語に対応し、日本語または英語を含む最大3言語の会議を相互に翻訳できる。

音声データは処理後に破棄され、AIの学習には使用しない。データ処理も国内で完結する。

記念キャンペーンを実施中

リリースを記念して、11月30日までアップデート記念キャンペーンを実施中。Liteプランの最初の2カ月を無料とするほか、上位プランの割引、ファイル翻訳・会議翻訳用ポイントの2倍付与などを提供する。Liteプランは無料期間終了後、月額1,298円で自動更新される。会議翻訳は有料プラン向けで、ボットの参加時間3分ごとに1ポイントを消費する。

今回開発した翻訳モデルは、今後複数のモデルサイズでオープンウェイトとして公開するとしている。