ICC赤根所長、米制裁受け「できる限り抵抗する」と会見で表明
ICC赤根所長、米制裁に「できる限り抵抗する」と表明

国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長は会見で、米国による制裁を受けて「できる限り抵抗する」と述べた。赤根所長は、自身が制裁を受ける理由はないと強調し、日本政府の支援にも言及した。

米国による制裁の受け止め

赤根所長は、米国が主張する「ICCが腐敗した政治的組織であり、いわゆる国際法を悪用して独立した国家の主権を奪ってきた」との見解について、「私自身もそれに加担してきたとかいう事実はない」と否定した。

その上で、「ICC及びその職員は『ローマ規程』に従い、国際社会で最も重大な犯罪を犯したと疑われる者について中立公正に捜査訴追し、裁判業務に従事してきただけだ」と述べた。

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今後の仕事への向き合い方

赤根所長は、2023年3月にロシアのプーチン大統領らに逮捕状を出した予審裁判部の裁判官の1人であり、報復としてロシアから逮捕状を出された。昨年12月には、欠席裁判によりモスクワの裁判所が有罪判決を出したが、呼び出しなどは一切なかったと説明した。

制裁による個人への影響について、赤根所長は「不利益が及ぶことはある程度分かっていた」としつつ、「できる限り抵抗する」と述べた。また、「日本政府も不利益がなるべく限定的なものになるよう支援してくれると思う」との考えを示した。

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