イエメン暫定政権は15日、拠点を置く南部アデンの大統領宮殿が反政府勢力フーシに攻撃されたと発表した。治安部隊員ら5人が死亡し、16人が負傷した。
宮殿への攻撃は戦闘再燃後初
AFP通信によると、この宮殿が攻撃を受けるのは7月にフーシとの戦闘が再燃して以降、初めてとなる。
発表によると、攻撃には弾道ミサイルが使われた。宮殿内にある暫定政権軍とサウジ主導の有志連合軍が使用する司令室に着弾したとAFP通信は伝えた。フーシは宮殿内のサウジ軍を狙ったと主張している。
首相は無事、サウジ空港も被害
暫定政権のシャエア・ジンダニ首相は攻撃時に宮殿にいたものの負傷しなかった。2022年に当時の大統領から権限を委譲された「大統領指導評議会」のラシャド・アリミ議長も無事だったとみられる。
サウジ主導の有志連合軍は15日、サウジの首都リヤドの国際空港が今月、20回にわたりフーシから攻撃を受けたと明らかにした。この空港を狙った攻撃で17人が死亡、330人以上が負傷している。