インドの若者を中心に政府に抗議するSNS発の活動体「ゴキブリ人民党」のデモが、政治をじわりと動かし始めている。
試験問題流出と若者の怒り
インドでは医学部入試などの試験問題の流出が頻発しており、就職難のなか、猛勉強して機会をつかもうとしてきた若い世代が影響を受けている。若者の将来に責任をとろうとしない現政権への反発が広がり、学生らがデモに参加していた。
モディ首相が初めてXに投稿
この問題についてX(旧ツイッター)での発信を控えていたモディ首相は23日、「若者の福祉と未来以上に重要なものはない!」と投稿した。入試問題の流出については、「事件に関与した者に厳しい処罰を与えるため、迅速審理のための裁判所を設けることを決めた」と記した。
これに対し、最大野党・国民会議派のラフル・ガンジー氏は、「あなたが若者の未来に最も大きな害を及ぼした張本人だ」と投稿。プラダン教育相の解任や学生らへの謝罪、デモ参加者への暴力に対する対応を求めた。
議会混乱とゴキブリ人民党の要求
国会でも野党がプラダン氏の辞任やデモへの警察の対応をめぐる集中審議を求めて反発し、上下両院で議事の中断が続いている。ゴキブリ人民党も23日、改めてプラダン氏の辞任を求める投稿をした。



