3輪EVでインド低所得層狙う テラモーターズ、リキシャで攻勢
3輪EVでインド低所得層狙う テラモーターズ、リキシャで攻勢

インド北部ハリヤナ州の工業団地に、スズキやホンダの関連施設が並ぶ一角で、日系スタートアップが3輪EVの生産を行っている。

工場で生産されているのは「リキシャ」と呼ばれる三輪車で、後部座席に4人ほどが座れる。インドではタクシー代わりに使われる庶民の足だ。従来はガソリン車やディーゼル車が主流だったが、ここでは電気自動車(EV)を生産する。

テラモーターズの挑戦

手がけるのは2010年創業のテラモーターズ。ホンダやシャープの出身者らが経営し、元サッカー日本代表の本田圭佑が率いる投資ファンドなどから出資を受けている。

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インドの三輪車事業トップの上田晃裕氏は「市場にフィットした商品を出せるようになってきた」と手応えを語る。

EV化の波に乗る

商機を見いだしたのはリキシャに押し寄せていたEV化の波だ。短距離の「ちょい乗り」が多く、少量の電池でも稼働できるため、EVとの相性が良いとされる。インド政府が普及を後押しする中で、切り替えが進むと見た。

インド進出は2014年。地盤を持たない中での挑戦だった。上田氏は「最初はどぶ板営業だった」と振り返る。都市部ではなく、競合の少ないインド東部の農村部を中心に販売を強化していった。

製品造りも、小銭置き場やド…

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