人間関係を自然に改善するコミュニケーションの習慣について、コミュニケーションと心の専門家・吉井奈々氏が紹介している。同氏の著書『なぜか、また会いたくなる 感じのいい人の心がけ帳』(PHP研究所)から、周囲も自分も疲れない「感じのいい人」の人間関係のコツを抜粋して解説する。
愚痴を上手に手放す方法
我慢しすぎは毒だが、愚痴をこぼし続けると周りを疲れさせる。感じのいい人は心のデトックスが上手で、美容師のような適度な距離感の人に話したり、職場では「15分だけ」と時間を区切ったりする。出し方を選ぶことで、自分の心も周りとの関係も大切にできる。溜め込まず、かしこく手放すことが重要だ。
「誰に、いつ、どうやって伝えるか」が鍵
愚痴や弱音を吐くことは悪いことではない。大切なのは「誰に、いつ、どうやって伝えるか」である。心地よく聞いてもらうための3つのコツがある。
①「少し距離のある人」を頼る
美容師やネイリスト、行きつけのお店の人など、日常が重なりすぎない相手に軽く話すだけで、心が軽くなる。
②「時間」と「目的」を伝える
家族や職場の人には「少しだけ聞いてほしい」と時間を区切ってお願いする。「今日はただやさしく聞いてもらえたらうれしい」とひとこと添えると、相手も安心して耳を傾けやすくなる。
③相手の「タイミング」を尊重する
「今、話してもいいかな?」とひとこと確認する。その気遣いが「この人の話なら聞きたい」と思える関係につながる。



