AnthropicがSECにIPO申請、評価額は9650億ドルでOpenAIを上回る
AnthropicがSECにIPO申請、評価額9650億ドル

AnthropicがIPOをSECに申請

AIスタートアップのAnthropicは、6月1日(現地時間)に米証券取引委員会(SEC)へ新規株式公開(IPO)を申請したことを発表した。発行予定株式数や価格、事業運営に関する重要な詳細情報は、手続きの後半になるまで公開されない。

競合他社もIPOラッシュ

競合するSpaceXも5月にIPOを申請しており、OpenAIも近く申請するとみられている。AI業界では、複数の主要企業が株式公開を目指して動き出している。

評価額でOpenAIを追い抜く

Anthropicは5月末に、新たに650億ドルの資金調達を実施。この時点で企業評価額が9650億ドルに達し、OpenAIの直近の評価額8520億ドルを上回った。同社は現在の業績に基づく年間予想売上高(売上高レンジ)が5月に470億ドルを超えたと発表しているが、収益性(黒字化しているかどうかなど)については明らかにしていない。

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上場時期は早ければ今秋

Anthropicは発表文で、SECによる書類審査を経て上場する選択肢が得られたと述べた。同社はIPOの時期や規模は市場状況やその他の要因によって左右されるとしているが、早ければ今秋にも上場するとみられている。

関連記事:資金調達と評価額の詳細

AnthropicはシリーズHラウンドで650億ドルを調達したと発表。資金調達後の評価額は9650億ドルに達し、未上場企業としてOpenAIを抜き、世界最高の評価額を持つAI企業となった。同日には最新モデル「Claude Opus 4.8」の提供も開始している。

「Mythos」モデル一般提供、数週間以内に

Anthropicは「Opus 4.8」をリリース。より強力な安全策を講じた上で、数週間以内に全顧客に提供する見通しだ。

Anthropic、SpaceXのクラウドに毎月2000億円以上を支払う

SpaceXは5月20日(現地時間)、新規公開株式発行(IPO)に向けたFORM-S1(目論見書)で、AI企業Anthropicとのコンピュート・サービス契約を開示した。Anthropicは2026年5月から2029年5月まで、SpaceXのデータセンター利用に対し毎月12億5000万ドルを支払う。

「Mythos」でCloudflareがサイバー防御テスト

CloudflareはAnthropicのAIモデル「Mythos Preview」を用いた脆弱性テスト結果を公開。同モデルはエクスプロイトチェーン構造やPoC生成で高い能力を示す一方、ガードレールの誤動作も確認された。同社はタスクを細分化するパイプラインの構築や防御壁の再構築の必要性を指摘している。

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