吉野ケ里と並ぶ「クニ」か、七ケ瀬遺跡の墓地に三種の神器と鉄斧14点
吉野ケ里と並ぶ「クニ」か、七ケ瀬遺跡の墓地に三種の神器と鉄斧14点

佐賀市の嘉瀬川流域に、吉野ケ里と並ぶ「クニ」があった可能性が浮上した。佐賀市が発表した遺跡調査結果によると、弥生時代後期(約1900年前)の集団墓地から「三種の神器」のように一つの墓から「鏡、玉、刀剣」が出土し、その規模が「吉野ケ里の属国」では説明できないと判明したという。

七ケ瀬遺跡の概要と発掘成果

墓地は佐賀市大和町川上の「七ケ瀬(しちがせ)遺跡」に位置する。嘉瀬川西岸の標高12~17メートルにあり、1980年と2019~21年の2度、発掘調査が行われた。一つの墓から鉄刀、鉄剣、鏡、ヒスイのまが玉、管玉が見つかり、「三種の神器」の発見として注目を集めた。

鉄斧14点と祭祀遺構の重要性

市の調査で墓は計352基確認され、このうち21基から副葬品が出土したほか、祭祀用とみられる遺構から鉄製の斧が14点見つかった。文化財課の馬場晶平主査は「同様の遺跡で14点もの出土は国内で類を見ない。鉄は中国など海外から持ち込むもので非常に貴重だったにもかかわらず、惜しげもなく祭祀行為で埋められている。当時の儀式を考える上で貴重だ」と話す。また、10基の墓からガラス…(以下は有料記事のため続きは会員限定)

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