総務省が21日発表した7月の全国消費者物価指数(2025年=100)で、値動きの大きい生鮮食品を除く総合は102.1となり、前年同月より1.8%上昇した。前月(1.6%上昇)より上げ幅を拡大し、2カ月連続で加速した。
食料品とエネルギー価格の動向
生鮮食品を除く食料は3.0%の上昇で、前月(3.1%)から伸びが鈍化した。コメ類は11.6%の下落と20年11カ月ぶりの下げ幅になったものの、ポテトチップス(13.3%上昇)やからあげ(8.3%上昇)など幅広い品目で値上げが続いている。海外で抹茶の人気が高まった影響で、国内で品薄となっている緑茶は29.2%上昇した。
エネルギー価格は0.6%の上昇で、0.4%の下落だった前月から上昇に転じた。プロパンガスや灯油は大幅に値上がりした。
住居費や耐久財への影響
住居の外壁塗装費は7.8%の上昇、台所用洗剤は5.3%の上昇で、中東情勢悪化による原油高が影響した可能性がある。半導体メモリーの値上がりで、タブレット端末の価格も18.1%上昇した。
総務省は今回の7月分の発表から、消費者物価指数の基準年を20年から25年に切り替え、指数を算出する対象品目を入れ替えた。



