家飲みの年間費用は?FPが試算、ノンアル置き換えで変わる支出
家飲みの年間費用は?FP試算、ノンアルで変わる支出

マイナビニュースのアンケートによると、自宅でほぼ毎日お酒を飲む人は32.1%で最多。週4~6日程度の18.1%と合わせると、約半数が週4日以上家飲みしている。一方、毎月の酒代を正確に把握している人は24.9%にとどまり、約3割は把握していない実態が明らかになった。

家飲みの支出は、1本200円前後と少額で記憶に残りにくく、食料品と一緒に買うため酒代が意識しづらい。FPの武藤貴子氏は、こうした「1回分は小さく、頻度は高く、ほかの買い物に紛れる」支出こそ家計で見えにくいと指摘。1カ月や1年単位で見直す重要性を説く。

FP試算:いつもの家飲みは年間いくら?

試算の前提として、スーパーで買う350ml缶1本220円、1カ月30日、1年365日、週単位は52週で計算。モデルケースであり、実際の価格は商品や店舗で異なる。

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1日1本を毎日続けると、年間約8万300円。1日220円という印象と年間8万円という数字では受ける印象が違う。頻度別では、週4日で年間約5万円、週2日で約2万5000円、週1日で約1万3000円となる。

夫婦2人でそれぞれ毎日1本飲む場合、世帯で年間約16万円。週4日でも約9万円になる。個人単位では小さく感じる支出も、世帯全体ではまとまった金額になる。

週1~3日をノンアルに置き換えた場合

毎日お酒を飲む人が週1日をノンアルに置き換えると、お酒は365本から約313本に減少。週2日なら年間の3割近くがノンアルに置き換わる計算だ。

ただし、ノンアルにも費用がかかる。お酒1本220円、ノンアル1本130円と仮定した場合、週2日をノンアルに置き換えると年間支出は約8万300円から約7万900円に変化。差額は約9400円で、置き換えた本数がそのまま節約になるわけではない。商品や購入場所によって価格差は異なり、ノンアルが割高な場合もある。

家飲みを楽しみながら家計と付き合うポイント

毎日1本(220円)の支出は、1カ月約6600円、10年で約80万3000円になる。武藤氏は「家飲みは楽しみであり、お金を使うこと自体は悪くない。納得して使っているなら良い支出」と述べる。

家計管理のポイントとして、毎月の家飲み代をざっくり把握する、1回ではなく月間・年間で考える、飲む本数や頻度を意識する、購入方法や予算を見直す、ノンアルも選択肢に入れる、の5つを挙げている。お酒をやめるのではなく、その日ごとに選択肢を持つことで、家計との付き合い方が変わるきっかけになるとしている。

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