県産梨の新品種「明泉」に名称決定、28年から本格販売
県産梨新品種「明泉」に名称決定、28年から本格販売

群馬県は6日、県が独自に開発した梨の新品種の名称を「明泉(めいせん)」に決定したと発表した。従来の主力品種より早い8月上旬に収穫できるため、需要が高まるお盆の時期の新たな主力にしたい考えだ。2028年から本格的に販売を始める。

特徴と栽培状況

明泉は、1玉約500グラムと一般的な品種より大玉で、果汁が豊富なみずみずしい食感が特徴の青梨。価格帯はほかの品種と同程度を想定している。

県農業技術センターが2009年から開発に着手し、昨年から県内の梨農家で栽培を始めた。現在は前橋、高崎、藤岡、明和、吉岡の5市町の約70アールで栽培しており、今月一部の生産者の畑で初めて結実が確認された。

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名称の由来と今後の展開

名前は同センターがある伊勢崎市にちなみ、上毛かるたの「銘仙(めいせん)織出す伊勢崎市」から着想した。交配の元となった品種「明水(あけみず)」から「明」、温泉大国の群馬らしさを盛り込もうと「泉」という漢字を当てた。

県蚕糸特産課によると、県のブランドとして確立するため、栽培は県内の生産者に限定する。今後、数年かけて栽培面積を8ヘクタールまで拡大し、年間収穫量240トンを目標に生産者を増やす方針だ。

6日の定例記者会見で、明泉を味見した山本知事は「優しい甘さで食感が抜群。暑い夏にぴったり」と評価。「新たなブランドとして大切に育て、県産梨の魅力向上と産地のさらなる振興につなげたい」と語った。

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