農林水産省は7日、2025年度の食料自給率(カロリーベース、概算値)が前年度から1ポイント低下し、37%となったと発表した。37%は1993年度、2018年度、20年度と並ぶ過去最低の水準で、米価高騰による国産米の消費量減少や外国産米の輸入増加が影響した。
自給率の変動要因
自給率は消費する食料を国内生産でどれだけ賄っているかを示す指標。コメはほとんどを自給し、カロリー量も多いため、自給率全体の変動要因になりやすい。
農水省によると、25年度の1人当たりのコメの年間消費量は前年度より2%少ない52キロ・グラムだった。
生産額ベースの自給率は上昇
生産額ベースでみた自給率は、前年度から2ポイント増の66%だった。野菜や魚介類の生産額が減少した一方、コメや畜産物の価格上昇で国内生産額全体は増加した。
政府は30年度に、自給率をカロリーベースで45%、生産額ベースで69%に高める目標を掲げている。



