塚田農場おべんとラボのロケ弁が、990円という価格で1日1万食を販売する「王者」となっている。冷めても美味しさを保つ秘密は、工場での手作り玉子焼きと、10年前の工場取得という決断にある。
「食のあるべき姿を追求する」ビジョンに共感
APHDの子会社・塚田農場プラスの森尾社長は、外食企業向けコンサルティング会社で経験を積んだ後、APHD創業者・米山久社長の「食のあるべき姿を追求する」という理念に共感し、2011年に入社。2015年に塚田農場プラスの社長に就任した。
10年前の工場取得が生んだ競争力
就任直後の2015年7月、森尾社長は自社工場を取得する決断を下した。投資負担は大きかったが、この工場が現在の競争力を支える基盤となっている。工場では1日1万食の弁当を生産し、玉子焼きは手作りで提供。冷めても美味しい品質を実現している。
後編では、この決断が生んだ「逆転現象」の詳細に迫る。



