山口地方最低賃金審議会は12日、山口県内の最低賃金(時給)を現行から58円引き上げ、5.6%増の1101円とするよう山口労働局長に答申した。引き上げ額・率とも、過去最大だった昨年度に次ぐ2番目となった。10月8日から適用される予定。
労使の主張が対立
同審議会専門部会では、労働者の代表が「物価の上昇は一目瞭然」などとして積極的な賃上げを主張。一方、使用者の代表は「原材料や人件費高騰の価格転嫁が十分できていない」とし、折り合わなかった。
公益委員の提示で採決
中立の立場の公益委員が提示した58円で採決し、賛成多数で決まった。国の中央最低賃金審議会は、引き上げ額の目安を56円としていた。
昨年度は、過去最高の64円引き上げて6.5%増とする答申だった。



