2025年卒の学生の就職活動は、売り手市場の傾向が続いている。企業の採用意欲は高く、求人倍率も高い水準にある。しかし、内定率には地域による差が生じており、都市部と地方で状況が異なる。
内定率の地域差が顕著に
東京都内の大学に通う学生の内定率は、地方の大学に通う学生と比べて高い傾向にある。これは、企業の本社や採用拠点が都市部に集中していることが一因とみられる。また、学生の希望する業界や職種が特定の分野に偏っていることも、地域差を生む要因となっている。
地方の大学では、地元企業への就職を希望する学生が多い一方、都市部の企業を志望する学生も少なくない。しかし、情報収集や面接の機会が限られることから、内定獲得に至らないケースも見られる。
企業の採用意欲は高い水準
企業側は、人手不足を背景に採用意欲を維持している。特に、ITやサービス業などでは積極的な採用活動が行われている。一方で、学生側の企業選びの基準は多様化しており、給与や福利厚生だけでなく、働き方や企業の価値観を重視する傾向が強まっている。
2025年卒の就職活動は、今後も売り手市場が続くとみられるが、地域による格差を解消するための取り組みが求められている。



