デイトレードで銘柄を選ぶ際には、中長期投資とは異なる視点が必要だ。当日中に全てのポジションを決済する取引では、以下の4つのポイントを確認することが重要となる。
銘柄選びで重要な4つのポイント
デイトレードに適した銘柄かどうかを見極めるには、まず流動性が十分にあるかを確認しよう。流動性とは売買の成立しやすさを指し、売買代金や出来高が多い銘柄は活発に取引されていると考えられる。
次に、利益を狙える値動きがあるかも重要だ。前日比の騰落率に加え、日中の高値と安値の差やチャート上の値動きをチェックする。ただし、値動きが大きいほど損失も大きくなる可能性があり、値動きの理由が説明できない銘柄では初心者が急な値動きに巻き込まれるリスクが高まる。
材料と最低購入金額の確認
銘柄に関する材料やニュースも判断ポイントとなる。決算発表や新製品の発表、自社株買いなどのニュースが出ると売買が一時的に集中し、取引が活発になる傾向がある。ただし、SNSの投稿内容や目先の急な値動きに引っ張られないよう、正確な内容を把握してから売買することが大切だ。
初心者は限られた資金で投資するケースが多いため、最低購入金額が高すぎない銘柄を選ぶことも重要だ。国内株式は通常100株単位で取引するため、最低購入金額は「株価×100株」で確認する。例えば株価1,000円の銘柄なら購入には10万円が必要となる。
信用取引の活用方法と注意点
信用取引では、現金や株式を担保に資金を借りて株式を購入したり、株式を借りて空売りをしたりすることができる。通常、委託保証金の約3.3倍までの取引が可能で、銘柄や証券会社の取引条件によって異なる。
メリットとしては、レバレッジをかけられる、資金効率が良い、下落相場でも利益を狙える点が挙げられる。信用取引では保証金や取引余力の範囲内で同一銘柄の売買を同日中に繰り返すことができ、現物取引の差金決済に関する制約を受けずに資金効率を高められる場合がある。
一方、デメリットとして損失が大きくなる可能性や、貸株料や金利などのコストが発生することがある。レバレッジを高くしすぎない、損切りを徹底するなど資金管理が重要だ。取引条件はあらかじめ確認しておこう。