ECBが0・25%利上げ決定、6月以来2会合ぶり…エネルギー価格上昇に対応
ECBが0・25%利上げ、6月以来2会合ぶり

【ベルリン=秋山洋成】欧州中央銀行(ECB)は10日、定例理事会を開き、政策金利の0・25%引き上げを決めた。利上げは6月以来2会合ぶり。原油などエネルギー価格上昇に対応する。

民間銀行がECBにお金を預ける際に適用する「中銀預入金利」を2・50%に引き上げる。ECBは前回7月会合の議事要旨で、インフレ(物価上昇)が大幅に改善しない限り「おそらく追加利上げが必要になる」と9月会合での利上げを示唆していた。

ユーロ圏の物価上昇率は目標を大きく上回る

ユーロ圏の物価上昇率は、2月末の米国とイスラエルによるイラン攻撃前まで前年同月比2%前後で推移していたが、状況は一変している。8月の消費者物価指数(速報値)は、前年同月比3・3%上昇と、目標の2%を大きく上回っている。特にエネルギー価格は14・3%と大幅に上昇している。

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食料価格の上昇も影響、今後の利上げを巡り意見分かれる

欧州は熱波と少雨の影響で、小麦などが不作で食料価格が上昇している。一方、ECBメンバー内には、景気への配慮を指摘する声もあり、年内にさらに利上げが必要か意見が分かれている。

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