水素エンジン技術の新たな展開
トヨタ自動車は、水素エンジン技術を商用車に本格展開する方針を明らかにした。同社はこれまで乗用車向けに燃料電池車(FCV)を開発してきたが、今回、トラックやバスなどの商用車に水素エンジンを搭載する計画を加速する。
2025年までのロードマップ
トヨタは2025年までに、新型燃料電池システムを搭載した大型トラックの量産を開始する予定だ。また、水素ステーションの整備についても、国内で現在160カ所程度から2025年までに300カ所に増やす目標を掲げている。
同社の担当者は「商用車は長距離走行が多く、水素エンジンのメリットを最大限に活かせる」と述べ、特に物流業界での需要を見込んでいる。
業界全体の動き
トヨタの動きは、自動車業界全体の水素技術への関心の高まりを反映している。日野自動車やいすゞ自動車なども水素エンジン開発を進めており、競争が激化している。
一方で、水素インフラの整備コストや燃料価格の高さが課題として残る。トヨタは政府と連携し、補助金制度の拡充などを通じて普及を促進する方針だ。



