ソニー生命保険は4日、保険業務に直結する不祥事が初めて見つかったと発表した。営業社員だった2人が顧客2人に保険を解約させたり保険料を減額させたりし、計150万円をだまし取ったという。同社は同様の被害を受けた顧客が他にもいるとみている。
営業社員2人を懲戒解雇
同社では今年1月以降、専属代理店の保険募集人や営業社員が顧客から借金したり、運用目的でお金を預かったりするなどの不正が発覚。4月から全件調査を進め、顧客の申し出で今回の事案が明らかになった。同社は2人を7月に懲戒解雇した。
未公開株投資と偽り解約させる
同社によると、千葉県内の支社に所属していた50代の営業社員は2024年4月、当時上場していなかった親会社のソニーフィナンシャルグループの未公開株に投資できると偽って顧客に生命保険を解約させた。その解約返戻金の一部にあたる100万円をだまし取り、遊興費や飲食代に使った。社内調査に対して、複数の顧客から同様の手口で詐取したと証言しているという。



