ソニー生命保険は11日、営業社員だった3人が顧客19人の保険を解約させ、計5490万円をだまし取っていたと新たに発表した。複数の金銭不祥事が発覚したことを受け、4月から全顧客279万人の被害調査を続けるなかで発覚した。詐取に加え、顧客から金銭を借りた不祥事を含めると、被害額は現時点で約1億8千万円にのぼる。
解約させる手口で次々と詐取
ソニー生命は8月にも、営業社員だった2人が顧客2人から、今回と同様に解約させる手口で計150万円をだまし取っていたと公表。今回の発表によると、このうちの1人が別の顧客13人から約3300万円を詐取していた。当時上場していなかった親会社のソニーフィナンシャルグループの未公開株に投資できると偽って解約させる手口だったという。
他の2人は、顧客に解約させた返戻金を、投資や別の保険契約に使うと偽り、計2190万円を詐取したという。
金融庁、8月末から検査
金融庁は8月末からソニー生命への立ち入り検査を実施している。



