島根銀、SBI新生銀から100億円調達へ 財務基盤回復狙う
島根銀、SBI新生銀から100億円調達へ 財務基盤回復

島根銀行は16日、SBIホールディングス(HD)傘下のSBI新生銀行を引受先とする第三者割当増資で、100億円を調達すると発表した。評価損を抱える有価証券約600億円を売却して65億円の損失を計上する予定で、毀損した財務基盤の回復を狙う。

SBIグループとの資本業務提携の経緯

島根銀はSBI新生銀の持ち分法適用会社。SBIHDが掲げる「第4のメガバンク構想」に基づいて資本業務提携した最初の地方銀行で、2019年以降、SBIグループから2回にわたって計約40億円の出資を受けてきた。今回が3回目で、最大の規模となる。

財務基盤の回復と今後の見通し

27年3月期の最終利益は59億円の赤字となる見込みだが、増資によって自己資本比率は7%程度から8・5%程度まで向上するとしている。

島根銀の長岡一彦頭取は16日に松江市内で開いた記者会見で、「『金利のある世界』となり、マーケットの環境が急速に変化してきた。早期に地域金融力を一層強化する」と話した。