コンビニ大手のセブン&アイ・ホールディングス(HD)と、スマートフォン決済大手のPayPayが、両社の顧客IDを統合する方向で検討している。支払いの際などにたまるポイントでも連携するとみられ、例えばセブン―イレブンでPayPayを使うと、ポイントの還元率が上がったり、クーポンがもらえたりといったことが考えられる。巨大な「ポイント経済圏」をつくり、顧客の囲い込みを狙う。
7iDとPayPayの連携強化
セブン&アイが運営する「7iD」は、セブン―イレブンやネット通販で買い物をしたり、セブン銀行のATMを利用したりするとポイントがたまる仕組み。ポイントは特典や電子マネーの「nanaco」と交換できる。PayPayポイントや、三井住友カード系のVポイントとも交換できるが、顧客IDの統合でさらに連携を強化するもようだ。
コンビニ各社のポイント経済圏戦略
コンビニ各社はここ数年、「ポイント経済圏」の拡大に力を注いできた。中でも膨大な顧客を抱える通信会社との連携を深めている。ローソンは2020年にKDDIと提携するなど、業界全体でポイント連携が進んでいる。



