RSテクノロジーズ代表取締役社長の方永義氏が、一般社団法人新医療領域実装研究会理事・政策研究者の鈴木崇弘氏との対談で、鈴木氏の「淡々とした生き方」への憧れを語った。対談は2026年8月19日に公開された。
半導体ウェーハ再生事業と苦難の乗り越え
方氏が率いるRSテクノロジーズの主業務は、半導体メーカーが使用したシリコンウェーハのリサイクル事業。リーマンショックや東日本大震災も、人員削減なしで乗り切ったという。
方氏は城西国際大学の一期生で、同大学院研究科に大学院生のための奨学金を納めている。2019年に鈴木氏が研究科長に就任した際にご挨拶して以来、付き合いがある。鈴木氏からは組織の構造改革やIR関係のアドバイスを受けたり、博士論文を平易に書き直した著書『シリコンウェーハ市場における競争優位の獲得』の文章チェックを依頼したこともあるという。
鈴木氏の生き方への憧れ
鈴木氏は公共政策の専門家で、いつもおしゃれで実際の年齢よりも若く見えると方氏は語る。酒の飲み方はジェントルマンで、人付き合いも淡々としているという。要職を歴任しながらも、「組織で上を目指すのには向いていない。信念を曲げてまで一定の場所にとどまりたくない」「今はフリーターです」と笑って話す鈴木氏に対し、方氏は「実は日本のゲノム医療の新しい可能性などを模索中」と明かし、「先生のそんな生き方に、私は憧れています」と述べた。
方氏は「在日中国人約76万人の中で最も成功した経営者。多様性の時代には、あなたのような人が活躍しなければ」と鈴木氏に励まされていることも明かした。もっとも、就職氷河期の1998年に大学を卒業した自身には「起業しか選択肢がなかった」とも語っている。



