SMBC日興証券の集計で、上場企業の2026年4~6月期の純利益合計額が前年同期比64.0%増の19兆8690億円となり、4~6月期としては過去最高を更新する見込みであることが14日、分かった。2027年3月期の通期でも最高益となる見通しだ。
AI需要と幅広い業種の増益が寄与
人工知能(AI)関連需要を取り込んだ企業の業績が大きく伸びたほか、自動車や金融など幅広い業種で増益となった。東京証券取引所のプライム市場に上場する3月期決算企業を中心に、13日までに決算を公表した1084社を集計した。
業種別では非鉄金属や電機、輸送用機器が大幅増益
業種別の純利益では、データセンターの建設拡大を追い風に、光ファイバーを手がけるフジクラを含む非鉄金属が約3.6倍の4677億円と大幅増益。半導体大手のキオクシアホールディングスなどの電機は96.5%増の2兆8693億円だった。自動車などの輸送用機器は92.3%増の2兆4563億円。銀行は預金と貸出金利の差である利ざやが改善し、41.1%増の2兆7823億円となった。



