日本製鉄は名古屋製鉄所(愛知県東海市)で、鋼片を薄く延ばす熱延ラインを新設し、6日に完工式を開いた。国内拠点を再編する中で、同製鉄所には3000億円を投資し、自動車用など高級鋼板の製造を強化する。
42年ぶりの新設
同製鉄所は自動車用の薄板製造などの中核拠点。ラインの新設は同製鉄所では1958年の操業開始以来初めてで、同社全体でも42年ぶりとなる。17日に商業運転を始め、年間約600万トンの生産能力を持つ。現行ラインは今後休止する。
完工式の様子
式では、今井正社長が「次世代熱延設備の導入で、世界をリードする製鉄所にと期待する」とあいさつした。平光範之所長がボタンを押すと、1000度を超える熱板が全長1キロ近いレーンを流れていった。平光所長は「試運転から高品質な製品ができている」と話した。



