任天堂は6日、2026年4~6月期の連結決算を発表し、売上高は5178億1300万円(前年同期比9.5%減)、純利益は1474億2300万円(同53.5%増)だった。ソフト販売が堅調だったことに加え、映画制作などの関連収入が利益を押し上げた。
「マリオ」映画が好調、IP関連収入が倍増
今年4月に公開されたアニメ映画「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」は、全世界で興行収入10億ドル(約1580億円)を突破するなど好調で、売上高のうちIP関連収入などは348億円(前年同期比107.4%増)にのぼった。
任天堂は27年にもゲームシリーズ「ゼルダの伝説」の実写映画の公開を予定しており、「今後も様々なアプローチを通じてキャラクターとの接点をグローバルで継続的に創出する」としている。
ソフト販売はスイッチ、スイッチツーとも好調
ソフト販売は、2017年発売の「Nintendo Switch」向けが3381万本(前年同期比38.6%増)、25年6月に発売した「スイッチツー」向けが946万本(同9.2%増)と、いずれも増加した。スイッチ向けソフトはスイッチツーでも遊べる互換性がある。今年4月に発売したスイッチ向けソフト「トモダチコレクション わくわく生活」は794万本を売り上げた。
スイッチツー販売台数は前年割れ、通期予想は1650万台
スイッチツーの今期の販売台数は382万台で、前年同期より200万台少なかった。累計販売台数は2368万台で、発売から約1年が経過し、売れ行きは落ち着いている。
27年3月期通期のスイッチツー本体の販売台数は1650万台を予想する。5月には本体価格を1万円値上げしており、価格改定の影響が注目される。



