ファミリーマートは2026年3月、商品本部を「食品」と「非食品」に分割する組織改変を実施した。非食品の企画・開発を担う新設のライフスタイル本部は、7月10日に東京・港区に初の旗艦店をオープンし、クリエイターとの共創を拡大している。
コンビニエンスウェアの成功と今後の目標
コンビニエンスウェアの昨年度(2025年度)年間売上高は200億円超。今年度(2026年度)は前期比約50%増の300億円を目標とする。ライフスタイル本部長の島田奈奈氏は「発売した新商品の販売が好調で、売り上げの伸びが続いている。アパレルは全身コーディネートを展開し、拡販を進める方針だ」と語る。
一方、長年コンビニエンスウェアを共同開発してきたファッションデザイナー落合宏理氏の発想をより支えられる体制にしていれば、さらに売れた商品もあったと島田氏は振り返る。「特に2026年3月に発売した腕時計は数日で完売し、生産計画が保守的すぎたと反省している」と述べた。
500億円規模への拡大とユニクロとの差別化
島田氏は「コンビニエンスウェアの中にはまだ広げたいカテゴリーが多く、できるだけ早く年間売上高500億円規模に拡大させたい」と意欲を示す。そのために、出したい商品を適切な時期に発売できるチーム体制の強化を進めている。
競合のユニクロについては、「ユニクロと同じものは作らない」と明確に差別化する姿勢を示した。



