三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は26日、預金残高などに応じてポイント還元率が変動するクレジットカードを2027年に発行すると発表した。国内初の仕組みといい、激しさを増す預金集め競争で優位に立ちたい考えだ。
富裕層向け会員組織を27年3月に設立
MUFGは27年3月に、三菱UFJ銀行に3千万円以上の預金や資産を持つ顧客を対象に、会員組織「エムットエクセレントクラブ」をつくる。新しいクレカはこのクラブの会員限定で導入する方針。入会費や年会費は無料とする。
還元率は資産残高に連動し最大1.6%
新クレカは、銀行に預けている資産が3千万円の場合、ポイント還元率は1.0%とする。資産残高の大きさに連動して還元率が高まり、最大で1.6%になる。こうした仕組みについて、MUFGは特許も出願しているという。
銀行業界では、収益の原資となる預金集めが激しくなる一方だ。MUFGとしては、預金を預ければ預けるほどお得に買い物ができるクレカを導入して、富裕層からの預金獲得に弾みをつけたい考えだ。



