メタ提訴裁判始まる、SNSの「無限スクロール」に中毒性と原告主張
メタ提訴裁判始まる、無限スクロールに中毒性と原告

米カリフォルニア州などが、メタが「フェイスブック」「インスタグラム」などのSNSで未成年者への安全対策を怠ったとして訴えた裁判が18日、同州の連邦地裁で始まった。原告側は、簡単な操作で延々と動画を視聴できる「無限スクロール」などの仕様には「中毒性」があり、未成年者の心身に悪影響を及ぼしたと主張している。

原告側の主張とメタ側の反論

訴状などによると、原告側は、SNSの未成年者への悪影響のほか、メタが13歳未満の利用者の個人情報を保護者の同意なしに収集したことは連邦法違反にあたるとも指摘している。ロイター通信などによると、原告側は18日の冒頭陳述で、メタはSNSの問題を認識しながら対策を取らなかったと主張。メタ側は、SNSの利用が子どもの心身に問題を引き起こすという明確な研究結果はないと反論した。

裁判の規模と今後の見通し

裁判は計29州が参加し、カリフォルニア州など4州が主導している。メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)も今後出廷する見通しで、審理は2か月程度続くとみられる。メタが敗訴した場合、制裁金は2000億ドル(約32兆円)規模に上る可能性がある。

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