今年2月に閉店した名古屋駅前の近鉄百貨店名古屋店(愛称・近鉄パッセ)のビルについて、近鉄グループホールディングス(GH)は21日、取り壊さないまま商業施設としての利用を検討していることを明らかにした。
ビルの現状と再開発計画の見直し
このビルは「名古屋近鉄ビル」。地上10階、地下3階建てで、半地下部分には近鉄名古屋駅の改札がある。現在は改札前でコンビニやカフェが営業している程度だ。
このビルは名古屋駅周辺の再開発事業で解体される予定だった。だが事業を主導する名古屋鉄道(名鉄)が昨年12月に見直しを公表し、事実上白紙になっている。
近鉄GHのコメントと今後の協議
近鉄GHの広報担当者は取材に「名古屋は近鉄の東の玄関口で重要なターミナル。にぎわいがないままの状態は好ましくない」と話した。今後、商業利用を再開する時期や進め方を名鉄と協議するという。
周辺の動き
名古屋駅の再開発エリアでは、名鉄百貨店が閉店した後のビルでも、ギフト売り場やアジア・アジアパラ競技大会の公式ライセンスショップがオープンした。家電量販店のヨドバシカメラやスーパーマーケット「サポーレ」の出店も年度内に予定されている。



