川邊氏証言:ヤフーEC万年3位、ZOZO買収、AI起業家へ
川邊氏証言:ヤフーEC万年3位、ZOZO買収、AI起業家へ

LINEヤフー前会長の川邊健太郎氏が、著書『7つの激変』で業界の内幕を証言した。第3回は、ヤフーのEC事業、ZOZO買収、そして自身のAI起業家としての展望がテーマだ。

万年3位のヤフーEC

2012年の宮坂学社長体制でスマホシフトに成功したヤフーだが、EC(ネット通販)分野では米アマゾンや楽天に差を付けられていた。当時、CtoCの「Yahoo!オークション」は健闘していたものの、「Yahoo!ショッピング」は完全に後塵を拝していた。ヤフーは広告事業が順調で、ECに本気で踏み込めなかったという。

ソフトバンク社長の孫正義氏は、「ヤフーのEコマースって万年3位じゃん?」と繰り返し問いかけ、「いつ日本一になるか」「どうやってなるか」と迫り続けた。このやり取りは川邊氏が会長を退任するまで続いた。

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アマゾンとの合弁構想

実はアマゾンが日本進出を検討した際、ソフトバンクとの合弁構想があった。孫氏が当時のヤフー社長・井上雅博氏に相談したところ、「ECはウチでもやるので組まないでいいです」と断られた。結果的に両社の合弁は実現せず、ヤフーはECで苦戦を強いられることになる。

ZOZO買収と前澤氏

川邊氏は、買収されたZOZOと前澤友作氏についても言及。「前澤氏は『新しいことをやる』と言い、自身はAI起業家として活動している」と証言している。

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