関西経済連合会(関経連)は21日、事務局長を務める常務理事が女性職員に対するセクハラ行為を行ったとして、解任し、理事に降格する処分を発表した。同会によると、外部の弁護士による調査で「ハラスメント行為、またはその危険が高いと認定された行為」が確認されたという。詳細はプライバシー保護のため非公開とされた。
職員からの相談で外部調査
関経連には生え抜きと企業からの出向者を含め計102人の職員・幹部が在籍。今回の問題は、ハラスメント被害を訴える職員からの相談を受け、外部弁護士に調査を依頼したことで発覚した。その結果、常務理事の行為がハラスメントに認定され、解任・降格処分が決まった。また、上司にあたる専務理事については監督責任を問い、松本正義会長(住友電気工業会長)による訓告処分とした。
事務局長の後任には、住友電気工業から関経連に出向している堀葉祐一郎理事が就く。
ネット掲示板への書き込みと隠蔽疑惑
今回のハラスメント問題を巡っては、5月にインターネット掲示板にハラスメントの内容とともに関経連が隠蔽しているとの書き込みがあった。しかし、外部弁護士の調査では、関経連側に隠蔽しようとする意図はなかったと結論づけられたという。



