「いきなり!ステーキ」を運営するペッパーフードサービスの業績が好調だ。2026年12月期第1四半期(1~3月)の決算は、期初の会社計画を大きく上回る内容となった。既存店売上高が期初の想定を上回るペースで推移しており、同社の収益改善が鮮明になっている。
第1四半期決算、営業利益8900万円で計画超過
同社が公表した2026年12月期の連結業績計画によると、通期売上高は155億円(前期比6.8%増)、営業利益は1億100万円(同137.7%増)を見込む。中間期(1~6月)の計画としては、売上高74億円(前年同期比6.5%増)、営業損失4800万円(前年同期は1億2100万円の損失)を想定していた。
しかし、実際の第1四半期(1~3月)の実績は、売上高38億円(前年同期比10.7%増)、営業利益8900万円(前年同期は2400万円の営業損失)と、営業利益ベースで中間期の計画(損失4800万円)を大幅に上回る好スタートを切った。既存店売上高も期初の想定を上回る伸びを示しており、同社の事業再生が順調に進んでいることを示している。
既存店売上高増加の要因
既存店売上高が期初想定を上回った背景には、客単価の上昇と来客数の回復がある。ペッパーフードサービスは、メニュー改定や価格見直しを実施し、収益性の向上を図ってきた。また、店舗オペレーションの効率化やコスト削減策も奏功し、粗利率が改善した。
同社の広報担当者は「既存店の売上高は、期初の計画を上回るペースで推移している。特に、ランチタイムの来客数が堅調で、ビジネス客の需要を取り込めている」とコメントしている。さらに、テイクアウトやデリバリーの需要も底堅く、売上全体を押し上げた。
通期計画達成への課題
第1四半期の好調を受けて、通期計画達成の可能性は高まっている。ただし、原材料費や人件費の上昇リスクは依然として存在する。同社は、引き続きコスト管理を徹底するとともに、新メニューの投入やプロモーション活動を通じて、さらなる客数増加を目指す方針だ。
ペッパーフードサービスは、2026年12月期の通期営業利益1億100万円の達成を目指し、既存店の収益力強化に注力する。今後の業績動向が注目される。



