元経団連会長で、トヨタ自動車の社長や会長を務めた奥田碩(おくだ・ひろし)氏が亡くなったことを受け、経済界からは強いリーダーシップや卓越した経営手腕を発揮した奥田氏を惜しむ声が相次いだ。
後任の御手洗氏が評価
奥田氏の後任の経団連会長を2006年5月から10年5月まで務めたキヤノンの御手洗冨士夫会長最高経営責任者(CEO)は「構造改革と国際競争力の強化に向けて、力強い提言を続けられ、日本経済の発展に多大な貢献をなされた」と高く評価した。
自らの「経営の師」である奥田氏とは長年親交があり、「常に本質を突く見識と大局観は、経営者としてあるべき姿を学ぶ貴重な機会だった」としのんだ。
経団連会長や商工会議所会頭のコメント
経団連の筒井義信会長は旧日経連と旧経団連の統合に尽力したことや政界との信頼関係を再構築し、構造改革を主導した点などを奥田氏の功績と指摘。そのうえで「奥田さんの意思を受け継ぎ、将来世代への責任を果たすため、全力で取り組みます」などとコメントした。
日本商工会議所の小林健会頭も「わが国経済社会の発展のため、幅広く尽力された経済界でも偉大なリーダーの一人だった」と振り返った。



