Deep Growth Partnersは2026年7月16日、2028年卒業予定の大学生を対象に実施した「志望業界ランキングと全19業界別業界イメージ」に関する調査結果を発表した。調査は2026年3月1日から4月16日にかけて、旧帝大・早慶・GMARCHなどの上位校を中心とする520人の学生に対し、インターネットアンケート方式で行われた。
志望企業の絞り込み、45%が「業界」を重視
志望企業を絞る上で最も重視する要素を尋ねたところ、「志望業界」と回答した学生が45.0%で最多となった。次いで「企業区分」(30.0%)、「希望職種」(25.0%)が続き、企業選びにおいて業界の認知度やイメージが大きな影響を与えている実態が浮き彫りになった。調査では、近年のZ世代就活生の間でタイムパフォーマンスを重視する傾向が強まり、効率的に就職活動を進めるため、事前情報をもとに応募企業を厳選する動きが広がっていると分析している。
第一志望業界ランキング、商社が首位に
第一志望業界を調査した結果、「商社」が10.3%で1位となった。一方、前年度(27卒)で1位だった「食品メーカー」は2.9ポイント減少し7.9%で4位に後退した。また、26卒で1位、27卒でも4位だった「外資コンサルティング」は4.6%で10位まで順位を下げた。トップ10は以下の通り。
- 1位:商社(10.3%)
- 2位:金融(9.8%)
- 3位:情報通信(8.5%)
- 4位:食品メーカー(7.9%)
- 5位:官公庁・公社(7.5%)
- 6位:機械メーカー(6.7%)
- 7位:化学メーカー(5.8%)
- 8位:建設・不動産(5.4%)
- 9位:輸送機器メーカー(5.0%)
- 10位:外資コンサルティング(4.6%)
業界イメージに差、インフラやSIerは「知っているが興味なし」
業界イメージに関する調査では、商社や金融、食品メーカーなどは学生からの志望度が高い一方、インフラ、SIer、小売、人材、サービスなどの業界では「知ってはいるが興味がない」と回答する学生の割合が高いことが明らかになった。この結果は、業界ごとの認知度と魅力のギャップを示しており、企業の採用広報活動においてイメージ向上が課題となる可能性がある。



