「土佐のおきゃく」経済波及効果38億円、来場者10万人突破 SNS効果で県外客増加
「土佐のおきゃく」経済効果38億円、来場者10万人超

今年3月、高知市の中心街で開催された飲食イベント「土佐のおきゃく」の経済波及効果が、前年比約1.8倍の38億円に上ることが四国銀行グループの四銀地域経済研究所の調査で明らかになった。来場者数は推定で初めて10万人を突破し、SNSを通じた認知度向上が県外客やリピーターの増加につながったと分析されている。

経済波及効果は38億円、来場者10万人超え

経済波及効果は、2019年までは6~8億円台で推移していたが、コロナ禍を経て2024年に初めて10億円を突破。2025年は20億9431万円、今年はさらに1.8倍の38億4008万円に伸びた。来場者数の推計は前年比約3割増の10万425人。特に県外客の増加が顕著で、同研究所調査部の山本翔太郎課長は「物価高の影響はあるものの、消費単価の高い県外客の伸びが大きい」と分析する。

SNSが牽引、県外客の半数がリピーターに

今年の来場者アンケートでは、県外客がイベントを知ったきっかけとして「口コミ」と「SNS」が合わせて約6割を占めた。インスタグラムでは、おきゃくに関する投稿1件あたりの反応(いいねやコメント)が平均184件と、前年の81件から約2.3倍に増加。県外客のうち2回目以上の参加者が5割に達し、「一度体験した県外客が再び高知を訪れる好循環が形成されつつある」としている。

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主催者は「想像を超える結果」、20周年へ意気込み

土佐の「おきゃく」推進会議の横山公大会長は、公式キャラクター「べろべろの神様」の人気や厳選された高知らしいイベントが受け入れられたと分析。「想像を超える結果となり驚きを隠せない。(よさこい祭りに)匹敵する成長と今後の可能性に心が躍る」と語った。来年は20回目の節目を迎え、「より若い世代にも楽しんでもらい、新しいことへ挑戦する記念すべき開催にしたい」と意気込みを示した。

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