日本の対外純資産が5年連続で世界最大を更新した。財務省と日本銀行が発表した統計によると、2024年末時点の対外純資産は前年末比で増加し、過去最高を記録した。
円安と海外投資の評価増が寄与
対外純資産は、日本が海外に持つ資産から海外からの負債を差し引いたもので、日本の対外債権の豊かさを示す指標とされる。今回の更新は、円安の進行や海外株式・債券の評価額が膨らんだことが主因とみられる。
財務省と日銀が発表した対外資産負債残高によると、対外資産は過去最高を更新し、対外負債も増加したが、差し引きの純資産は増加した。
5年連続の世界一
日本の対外純資産は、2019年末に世界一となって以降、5年連続で首位を維持している。2位以下はドイツや中国などが続くが、その差は拡大している。
専門家は、円安が進行する中で、海外資産の円換算額が膨らみ、純資産の増加につながったと指摘する。今後も円安が続けば、さらに拡大する可能性がある。



