政府は、物流の効率化を目指す「物流革新」関連法案を閣議決定した。トラックドライバーの不足が深刻化する中、荷待ち時間の削減や規制改革を通じて、物流網の維持・強化を図る。
荷待ち時間を2029年度までに半減
法案では、トラックの荷待ち時間を2029年度までに半減させる目標を掲げる。具体的には、荷主と運送会社の間で荷物の受け渡し時間を厳守する取り組みを促すほか、荷役作業の効率化を進める。
また、物流業界のデジタル化を推進し、配送計画の最適化や在庫管理の効率化を支援する。さらに、規制改革により、トラックの運行効率を高めるための措置を講じる。
ドライバー不足への対応
物流業界では、ドライバーの高齢化やなり手不足が深刻な課題となっている。政府は、働き方改革を進めながら、女性や若者の参入を促すとともに、自動運転技術の活用なども視野に入れている。
法案は、今後の国会で審議される見通しだ。物流の停滞が経済活動に影響を与えないよう、政府は早期の成立を目指す。



