米国のSNS大手メタ(旧フェイスブック)は26日、子どもの依存症対策を怠ったとして米国内の29州が起こした訴訟について、和解することで合意した。メタは和解金として最大180億ドル(約2兆8600億円)を支払う。テック企業が州に支払う和解金としては、過去最大規模とみられる。
製品変更の内容
メタは、和解した内容に基づく大規模な製品変更を全米で導入する。インスタグラムやフェイスブックで1日2時間の利用制限を設けるほか、依存症や睡眠障害を避けるため、深夜0時から午前6時までは利用できないようにする。午後10時から午前7時までの通知音は消す。より厳しい年齢確認などを導入することでも合意した。
訴訟の経緯
裁判は18日に米カリフォルニア州の連邦地裁で始まっていた。自社製品が子どもたちに依存症や精神的な害を及ぼしていることを知っていたのに利用者拡大を優先して是正しなかったとして訴えられていた。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)も証人として出廷する見通しだった。



