日本株市場では、AIや半導体だけでなく、エンタメや人材投資、企業改革など、さまざまな投資テーマが注目されています。とはいえ、「どんなテーマに投資すればいいのか」「個別株ではなくETFで投資するなら何を選べばいいのか」と悩む人も多いでしょう。そこで今回は、SBIネオトレード証券にピックアップしてもらった「いま注目しているテーマETF」について解説します。
なぜ今、ETFで「テーマ投資」が人気なの?
テーマ投資ETFとは、AI・自動運転・エンタメなど特定の成長分野に絞り、複数の関連銘柄へETF(上場投資信託)を通じて投資する手法です。
ETFでテーマ投資が人気なのは、世の中の強いトレンドに、手軽かつ低コストでまるごと便乗できるからです。急成長分野で「どの1社が勝つか」を見極めるのは困難ですが、ETFなら関連企業に一括で分散投資できます。
要チェックのテーマ投資型ETF4選
AI以外にも押さえておきたい、テーマ投資型ETFを4本紹介します。 ※画像はイメージ
NEXT FUNDS S&P500 半導体・半導体製造装置35%キャップ指数連動型上場投信(346A)
エヌビディアやブロードコムなど、半導体・半導体製造装置を手掛ける企業20社に集中投資を行うETFです。米国で成長する半導体市場を捉えたい方に向いています。
毎年9月10日に分配を行います。分配金額は、配当等収益から経費を控除した後、全額分配することを原則とします。
NEXT FUNDS 日経エンタメ・コンテンツ株指数連動型上場投信(586A)
日本の中心産業となりつつあるエンタメ・コンテンツを手掛ける企業に投資を行います。日本のコンテンツ産業は、輸出額が増加傾向にあり、今後も成長が期待されます。
組入れ銘柄は、バンダイナムコホールディングス、ソニーグループ、カプコンなどです。
iFreeETF MSCI日本株人材設備投資指数(1479)
こちらは、設備・人材投資に積極的な企業で構成された「MSCI日本株人材設備投資指数(配当込み)」に連動する成果を目指すETFです。
組入れ上位銘柄は、アドバンテスト、東京エレクトロン、リクルートホールディングス、ディスコ、伊藤忠商事などです。業種別の構成比は、電気機器25.2%、銀行業10.0%、医薬品8.6%、機械7.2%となっています。
政策保有解消推進ETF(2081)
シンプレクス・アセット・マネジメントが運用する日本のアクティブETFです。過大な政策保有株式(持ち合い株)を抱える企業に対し、エンゲージメントを通じて縮減を促し、企業価値と資本効率の向上を目指すエンゲージメント型ファンドとして2023年に上場しました。
投資家の力で企業の意識を変革させ、日本市場全体の活性化と構造改革を促すことを目的に運用されています。
テーマ投資型ETFを買うときの注意点
テーマ投資型ETFは、市場全体へ広く投資するインデックス型とは異なり、高いリターンを狙える点がメリットです。一方、おのずと投資対象の業種が偏るため、リスクもやや高くなる特徴があります。
テーマ投資型ETFは資産運用の「メイン」ではなく、「サテライト」として追加するのがおすすめです。たとえばインデックス型を100としたときに、テーマ型を10や20にするなどの考え方があります。
信用取引でも活用できる
ETFは現物取引だけでなく、信用取引でも売買が可能です。信用取引を利用することで、以下のようなメリットがあります。
- レバレッジをかけられる(最大約3.3倍)
- 空売りができる(売りから入る取引)
- つなぎ売りやペアトレードで利益を狙える
レバレッジをかけてETFを購入し、価格が上昇すれば大きな利益を得ることができます。また、ETFを借りて空売りし、その価格が下落すれば、下げ相場でも利益を得られます。
ただし、予想に反した値動きとなった場合、大きな損失が発生することもあるため、投資の上級者向きの取引です。
SBIネオトレード証券
えすびーあいねおとれーどしょうけん
SBIネオトレード証券は、国内株式や信用取引、IPO、ETFなどを取り扱うネット証券です。特に信用取引では、低コストな取引環境に加え、逆指値注文やOCO注文、IFD注文など多彩な注文方法に対応している点が特徴です。また、投資初心者向けの基礎解説から、決算、信用取引、テクニカル分析など実践的なテーマまで幅広い情報発信も行っています。
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