15日に発表された基準地価で、東京23区の住宅地は前年よりも平均8.7%上昇した。23の全ての特別区で地価は上昇している一方、それぞれの区の動きをみると、伸び率が鈍化している区も出てきている。
港区が上昇率トップ、14区は拡大
23区のうち上昇率が最も高かったのは港区で、前年よりも2.6ポイント高い16.3%だった。同じように、前年よりも上昇幅を拡大させたのは、台東(前年13.4%→今年15.6%)や文京(12.2%→13.8%)、新宿(12.7%→13.5%)など14区だった。
9区では上昇幅が縮小
一方、目黒(13.7%→13.3%)や渋谷(12.6%→11.6%)、中央(13.3%→10.5%)、千代田(11.8%→11.4%)など9区では上げ幅は縮小した。25年は全ての区で上昇幅が拡大していたが、今年は一部で伸びが緩やかになった形だ。
国土交通省の担当者は、「富裕層が慎重に」と指摘し、「規制への懸念も」あるとの見方を示している。



