七夕調査:約3割が「自分時間がはかどる部屋」希望、Z世代と他世代で価値観に差
七夕調査:Z世代と他世代で住まいの願いに差

CHINTAIは7月6日、賃貸物件入居者や経験者400名を対象に実施した「七夕に願いたい理想の暮らし」に関する調査結果を発表した。調査は6月22日にインターネットで行われ、Z世代(18~27歳)とその他の世代(28歳以上)の比較、男女間の違いを分析している。

「自分時間がはかどる部屋」がトップ、Z世代で顕著

「七夕に一つだけ願いが叶うなら、どのような暮らしを選びたいか」という質問では、全体で最も多かったのは「趣味・推し活・勉強・仕事など、自分の時間がはかどるお部屋での暮らし」(29.3%)だった。年代別では、Z世代が41.3%と他の世代の22.6%を18.7ポイント上回り、大きな差が生じた。

一方、その他の世代では「家賃は少し上がるが、安心して静かに過ごせるお部屋・街での暮らし」(9.7%)や「ごみ出し・宅配・片付けなど、日々の生活がラクに回る暮らし」(12.8%)を選ぶ割合がZ世代より高く、住まいに求める価値観の違いが明確になった。Z世代は住まいを「生活の拠点」だけでなく、趣味や推し活、勉強や仕事など自分らしい時間を充実させる空間と捉える傾向がある。

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女性は家賃負担軽減と心の余裕、男性は現状満足

「七夕の短冊に、いま叶えたい暮らしの願いごとを書くとしたら、何を書きますか」という設問では、女性の45.3%が「家賃に追われず、心に余裕を持って暮らしたい」と回答し、男性の33.8%を11.5ポイント上回った。また「静かで清潔感のあるお部屋で、落ち着いて暮らしたい」も女性13.3%に対し男性5.9%と、女性が7.4ポイント高かった。

一方、男性は「今の暮らしに満足している」が28.3%で、女性の18.2%を10.1ポイント上回った。女性は家賃負担を抑え心に余裕を持つことや、静かで落ち着ける空間への関心が高く、男性は現在の暮らしへの満足度が相対的に高い結果となった。

住む街への願い:経済性・利便性に加え快適性も重視

「住む街への願いごと」を複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは「家賃相場が手頃で、無理なく住み続けられる街」(36.3%)。次いで「駅や職場・学校にアクセスしやすい街」(27.3%)、「生活必需品の買い物に困らない街」(22.8%)が続き、経済性や利便性が上位を占めた。

しかし、快適性に関する項目も注目される。「気兼ねなく、自分らしく出歩ける街」(13.5%)、「街並みや自然があり、歩いていて気分が上がる街」(9.5%)、「夜道が明るく、安心して帰れる街」(9.5%)、「自宅以外にも、集中したり気分転換したりできる居場所がある街」(8.0%)の4項目のいずれかを選んだ人は37.0%に上った。利便性2項目のいずれかを選んだ43.3%に次ぐ割合で、住む街に快適性を求めるニーズが顕在化している。

自由回答:虫が出ない部屋や騒音対策などリアルな願い

自由回答では、「虫が一切出ないお部屋に住みたい」「寝られない日が減りますように」「騒音に悩まされずに、心が安定した快適な暮らしがしたい」など、日常生活のストレス軽減を願う声が多数寄せられた。また、「グッズをうまく飾れるお部屋に住みたい」「配信をしながら楽しくゲームがしたい」「趣味を楽しめるお部屋で、休日に楽器を弾ける暮らしがしたい」「筋トレできるお部屋に住みたい」など、趣味や推し活を存分に楽しめる空間を求める声も目立った。

今回の調査から、Z世代は自己実現の場としての住まい、その他の世代は安心・利便性を重視する傾向が明確になった。男女間でも、女性は家計負担と心の余裕、男性は現状満足と差異が見られ、多様な価値観が浮き彫りとなった。

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