青森市中心街の空き店舗活性化へ オーナーが借り手を選べる「さかさま不動産」支局がスタート
青森市中心街の空き店舗活性化へ 「さかさま不動産」支局がスタート

青森市中心街の空き店舗活用を進めるため、空き店舗のオーナーが借り手を選べるインターネットサービス「さかさま不動産青森支局」が今月、始まった。運営するのは、青森駅前で多目的交流広場「パサージュ広場」などを運営する同市新町の企業「まちづくり青森」だ。

オーナーが借り手を選ぶ逆転の発想

通常の不動産取引では借り手が物件を選ぶが、このサービスではオーナー側が借り手を選べる。名古屋市のコンサルタント会社「On―Co(オンコ)」が発案し、全国各地で展開しており、青森支局は県内初、全国では28例目となる。

まちづくり青森によると、同市中心街には300を超える空き店舗があり、オーナー側には「見知らぬ人に貸すのが面倒」「店舗と住まいが一体なので貸し出しに慎重」「青森市を離れていて賃貸や管理が難しい」といった課題があるという。そこで、希望の条件に合った借り手を探せるこのサービスに着目した。

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出店希望者が計画を登録、オーナーが直接アプローチ

サービスでは、出店希望者がウェブ上に「どのような店を開きたいか」などの出店計画を詳しく登録する。それを見たオーナー側が「この人なら貸してもいい」と思った場合、出店希望者に直接連絡を取る仕組みだ。

まちづくり青森のコーディネーター、植松宏真さん(38)は「今秋頃までに、さかさま不動産を通じた出店第1号を誕生させたい」と意欲を示す。同社は約90店舗に利用を呼びかけている。

ベトナムサンドイッチ店を目指す女性

同市の是川茉耶さん(34)は、このサービスを利用してベトナムのサンドイッチ「バインミー」の店舗開店を目指している。「中心街での開店にこだわりたい。バインミーは片手で食べられるので、街歩きのお供にしてもらえれば」と話す。

出店計画の登録などの問い合わせは、まちづくり青森(017-721-2111)へ。

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