再開発されない街、小竹向原の魅力
東京都練馬区と板橋区の境目にある小竹向原は、再開発されない街として知られています。3路線が利用できるにもかかわらず、タワーマンションや大規模商業施設はなく、低層の街並みが保たれています。この記事では、そんな小竹向原の特徴と再開発されない理由を詳しく解説します。
交通の便が良い住宅地
小竹向原駅は、東京メトロ有楽町線、副都心線、西武有楽町線の3路線が利用可能です。副都心線の開通により、新宿三丁目まで約10分で移動できるようになり、交通利便性が格段に向上しました。2009年には中古マンションの価格が上昇し、2023年にはプラウドシティ小竹向原が3LDKで9000万円程度で販売され、申し込みが殺到したといいます。
歴史と街並み
小竹向原は古くから人が暮らす土地で、江戸時代や明治時代には近郊農村でした。第二次世界大戦後、農地が宅地化されましたが、道路などの都市基盤が整備されないまま市街化が進み、密集した住宅地が形成されました。1983年にようやく鉄道が開通し、その後路線が増加しましたが、再開発は行われず、閑静な街並みが維持されています。
なぜ再開発されないのか
小竹向原が再開発されない理由は、道路が格子状ではなく曲がりくねっていることや、都市基盤が未整備のまま市街化が進んだことにあります。また、再開発事業には大規模な合意形成や資金が必要ですが、地元の住民が現状の住環境に満足している可能性もあります。後編では、さらに詳しく理由を分析します。



