JR西日本と大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の運営会社は23日、次世代育成や地域社会貢献に関する連携協定を結んだ。日本航空(JAL)もパートナーとして参画する。遠隔地からでも子どもたちが気軽にエンターテインメントに触れ、楽しめる場を提供する。
無料招待とモザイクアート企画
具体的には、家庭環境や経済状況などが理由で、旅行やテーマパークで遊ぶ機会が乏しい西日本の児童養護施設の子どもたちを、山陽新幹線でUSJに無料招待する。パーク内ではアトラクションを満喫してもらう。一連のイベントとして、JR西やJALの仕事内容を紹介するプログラムを用意する。アート制作のワークショップも開き、参加者の作品を基に一つのモザイクアートを仕上げ、JR西沿線の駅や空港に掲示することも予定している。
第1弾は来年2月、岡山・広島から300人程度
第1弾を来年2月に実施し、岡山県と広島県の小中学生計300人程度を招く計画だ。対象施設は自治体などと相談して決める。
2027年度は、3万枚限定で寄付機能が付いた初の交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」を発売する。3社をイメージした特別デザインで、1枚2200円(税込み)。1枚につき200円は子どもの教育を支援する福祉団体などに寄付する。
今後拡充、社長らが意気込み
今後、パートナーや取り組む内容は拡充していく方針だ。この日、USJで開かれた締結式に出席した運営会社の村山卓社長は「明るい未来を届けられるよう本気で取り組む」と意気込み、JR西の倉坂昇治社長も「夢や希望を持てる社会づくりの役に立ちたい」と話した。



