住宅ローン借入額、30.3%が「無理なく返済できる」と回答 不安抱える声も44.2%
住宅ローン借入額、30.3%が「無理なく返済できる」と回答 不安の声も44.2%

住宅ローンを組んだ当時の借入額について、「無理なく返済できる範囲だと思っていた」と答えた人が30.3%で最も多いことが、マイナビニュース会員を対象にしたアンケートで分かった。一方で、「やや高額だと思ったが、返済できると判断した」が26.9%、「返済に不安はあったが、希望する住宅を優先した」が17.3%となり、借入額に不安や負担感を抱えながら住宅購入を決めた人も少なくない。

調査概要と借入額の受け止め方

調査は2026年8月6日、マイナビニュース会員305人を対象にインターネットログイン式で実施された。このうち、住宅ローンを返済中または完済している208人に、借入額についてどう感じていたかを尋ねた。

結果は「無理なく返済できる範囲だと思っていた」が30.3%で最多。次いで「やや高額だと思ったが、返済できると判断した」(26.9%)、「返済に不安はあったが、希望する住宅を優先した」(17.3%)、「余裕を持って返済できる金額だと思っていた」(14.4%)、「借入額についてあまり意識していなかった」(11.1%)の順となった。

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余裕を感じた人と不安を抱えた人の差

「無理なく返済できる範囲だと思っていた」と「余裕を持って返済できる金額だと思っていた」を合わせると44.7%となり、借入額に余裕があると考えていた人が一定数いることが分かる。一方、「やや高額だと思ったが、返済できると判断した」と「返済に不安はあったが、希望する住宅を優先した」を合わせた44.2%は、借入額に不安や負担感を抱えていたことになる。

無理なく返済できると考えていた人からは、「今のところ、収入と支出を考えると問題なし。」(41歳/男性)や「返済金額が低いので特に不安もないし、老後でも返済できる金額なので何も思っていない」(50歳/女性)といった声が寄せられた。借入額そのものだけでなく、収入や支出、将来の生活まで考えたうえで判断したケースがあるようだ。

将来への不安と慎重な判断を求める声

一方、不安を感じていた人からは「物価が上昇しているため、将来、安定した生活が送れるかどうかが心配です。」(33歳/男性)や「住宅ローンの返済にとても不安を感じています」(46歳/男性)といった声があった。借入額に対する受け止め方は「余裕がある」か「無理がある」かの二択ではなく、不安を抱えながらも住宅購入を決めたケースもあることがうかがえる。

また、住宅ローンは長期にわたる返済となるため、借入時の収入だけでなく、その後の生活や環境の変化を考慮することの重要性を指摘する声もあった。「住宅ローンは人生のうち長期にわたる借金なので慎重に考えることが重要。」(78歳/男性)といった意見や、「現状への不満(借家住まいが嫌になった等)だけで焦って購入しない方が良いです。」(57歳/男性)という慎重な判断を求める声も寄せられている。

今回の調査から、住宅ローンの借入額を決める際には、当時の収入だけでなく、その後の生活状況や起こり得る変化も含めて、さまざまな判断がなされていることがうかがえる。

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