アットホーム、東京都下の購入・街ランキング発表 八王子市が2年連続総合1位
アットホーム都下ランキング 八王子市が2年連続総合1位

アットホームは10月5日、「購入・街ランキング 東京都下編」を発表した。調査は2026年6月1日から8月31日までの期間、不動産情報サイト「アットホーム」において、物件詳細ページの閲覧数が多い市区町村を順位付けしたものだ。

総合ランキング、八王子市が2年連続のトップ

総合ランキングで1位に輝いたのは、前年に続き「八王子市」だった。人口約56万人を擁する多摩地域有数の中核市で、高尾山などの豊かな自然と快適な住環境が魅力。JR中央線や京王線をはじめとする充実した交通網に加え、中央自動車道八王子インターチェンジから都心へのアクセスもしやすく、利便性の高さが特徴だ。教育機関も多く、子育て世帯から幅広い世代まで暮らしやすい住環境が評価されている。

続いて2位「町田市」、3位「府中市」、4位「調布市」も前年と同順位となり、東京都下の中でも人口規模が大きく商業施設や交通網が充実した生活利便性の高いエリアが引き続き上位を占めた。

間取り別では調布市や武蔵野市が上位に

ワンルーム~1DKのシングル向き物件では「八王子市」が1位。2位の「武蔵野市」は人口約14万人で、杉並区、練馬区、三鷹市などと隣接する。吉祥寺駅周辺には商業施設や飲食店が集積し、単身者でも生活しやすい環境が整っている。井の頭恩賜公園など自然を感じられるスポットもあり、都市の利便性と落ち着いた環境を両立。JR中央線・総武線、京王井の頭線が利用でき、新宿駅や渋谷駅へ約15~20分でアクセス可能な点が、シングル層の支持を集める要因となっている。

1LDK~2DKのカップル向き物件では「調布市」が1位。調布市は人口約24万人の多摩地域東部のエリアで、世田谷区や三鷹市、狛江市などと隣接する。市内には大型商業施設やスーパー、医療機関、教育施設が整い、成熟した住宅地として発展してきた。多摩川や武蔵野の自然を身近に感じられる住環境も特徴で、京王線・京王相模原線が利用でき、調布駅から新宿駅へは特急利用で約20分と都心へのアクセスも良好。暮らしやすさと資産性のバランスを重視する住宅購入層から注目を集めている。

2LDK以上のファミリー向き物件では「八王子市」がトップ。2位の「町田市」は東京都南部の中核的なエリアで、人口約43万人と都下内で2番目の人口規模を誇る。町田駅周辺には百貨店や大型商業施設、飲食店が集まり、日常の買い物や外食に便利な環境が整う一方、玉川学園前エリアや成瀬エリアなど落ち着いた住宅地も広がり、生活利便性と住環境のバランスが取れている。JR横浜線と小田急小田原線を利用でき、新宿や横浜方面へアクセスしやすい交通利便性も魅力で、ファミリー層から注目を集めている。

街全体の人気だけでなくライフスタイルに合った物件選びを

総合ランキングでは八王子市が2年連続でトップとなったが、間取り別に見ると、カップル向けでは調布市が1位になるなど、住まいの広さによって注目されるエリアが異なることが分かる。住宅購入を検討する際には、街全体の人気だけでなく、家族構成やライフスタイルに合った物件が見つかるかどうかも重視したいところだ。