老朽化などで休館中の青森市の県立郷土館に代わる新たな県立博物館の整備候補地に、弘前市下白銀町の「追手門広場」が決まった。県内トップクラスの観光地に加え、災害リスクが低いことなどが評価された。
災害リスクの低さや誘客効果を評価
青森県立郷土館は県内唯一の総合博物館として昭和48年に開館し、考古や自然、歴史分野など約10万点の資料が収蔵されている。しかし、建物の老朽化による耐震不足に加え、ハザードマップで浸水区域にあることが判明し、令和2年10月から休館している。
県教育委員会が郷土館に代わる新たな県立博物館整備の検討会議で、災害リスクの低さや交通の利便性、県外からの誘客につながることを条件に青森、八戸、弘前の3市を新たな候補地として移転先を検討してきた。
弘前市周辺施設との複合施設に可能性
開館時期など詳細は未定だが、弘前市の周辺施設との複合施設になる可能性もあるという。人口減少で地域の活力が低下する中、文化、観光の拠点としてにぎわいを創出する役割や、持続可能な運営が求められる。



